ちがらじ企画スピンオフ 🌸20代だけの春三昧🌸
2018年3月10日(土)
『ちがらじ企画スピンオフ
🌸20代だけの春三昧🌸
若き音楽だから、聞け❗
3・11に向けて
『私達の目で』
地域のこととかも、
ちょっと考えてみない?』
出演:ボイスケ/r*enge/黒木ちひろ/丸山永司
SETLIST
1. calm
2. 叶わぬものの多さを知る
3. The Holy Far Place
4. 雨と星 (Bass:さわひろたか)
5. 呼吸 (Cajon: さわひろたか)
6. 祈りの糸 (Blues harp: 居相毅 Cajon: さわひろたか)
昨日、茅ヶ崎ぱぱっちにてライブ。
ありがとう。
いろいろ、考えた日でした。
ちょっと長くなるよ。でもよかったら、読んで。
、
ここのところずっと気分が悪くて、考えてた。
自分のダメさについて。
なんで元気でいられないの、
なんで幸福感を感じていられないの、
なんで頑張れないの、
なんでなんでなんでって
苦しいって
ぐちゃぐちゃいらいらもやもや。爆発寸前。
薬を飲まなければならないだろうか、とまで考えた。
でも、私は動きたいのであって、
ぼんやりして動けなくなるのなんて真っ平だ。
薬じゃないんだって。
でもじゃあ何が私を救ってくれるのって。
でね、昨日はライブっていう予定があって
どうしたって行かなければならなくて
でも、それが、
“歌っていいよ”って声だと思った。
そして、それから、思った。
いや私がダメ人間でクズなの、
それずっと昔からそうじゃんって。
そんな私に、歌だけはずっとあったんじゃんって。
あ、私に今できること、ステージで爆発することだけだ、って。
昨日もし、ステージで音楽とすれ違って分かり合えずに
何も成し遂げられず最悪な気分で一日を終えたなら
どうしよう生きていけないかもって
ちょっと思った。
でもやっぱり昨日も音楽はここに
私の中にいてくれた。
私、音楽がなきゃ、なんもない。
希望に満ちて選んできたわけじゃない。
こうするしか、生きることさえどうしようもないんです。
でもこうしてまた、
生きているんです。
、
“祈りの糸”って歌
すごいよ、我ながら。
2011年3月11日に震災が起きて、
悲劇を映すテレビを見ながら、
あるいは計画停電で真っ暗な部屋にいながら、
一週間足らずで完成させた。
3月18日のライブではもう歌ってた。
そして今でも私の聴いてほしい代表曲に挙げられる。
今誰かとのコラボで一番活きるのは多分この曲だし、
今回も、「おれ、熱くなっちゃったよ」って
サポートのさわさんに言っていただいた。
みんなを連れていける曲。
4年前のZepp Tokyoという、大切な場で選んだのもこの曲。
そのときは、2000人入るでっかいハコでアカペラから始めて、
あのときの最高は、やっぱりこの曲だった。
この歌を歌う場に、私自身が何度も救われてきただろう。
そしてこの歌が誰かの救いになってほしいと、
いつの時も今もおこがましくも思う。
、
ねぇ、痛いね。
そうだね、痛いよ。
勝てなくて、自分に勝てなくて、負けばっかだよ。
だけど頼むよ私、もう少し。
もう少し、力が欲しいんだ。
どうかあなたに伝えたい。
「握ったその手を離さないで」
津波の中、必死に電柱にしがみついて
生き延びた人のように。
、
私は、やがてあなたの目に映る光を
魂を懸けて
願いたい。