黒木ちひろ

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Chapter 1 - Heart

幸せについて本気出して

「黒木さんがそんな風に『幸せになりたい』って思ってるの、
 意外に感じました。」


ワンマンのステージが終わってすぐ
きっと長年私を知っている彼だからこそ、出た言葉。
私は驚いたけれどすぐに、なるほど確かにと、納得した。


「幸せになりたい」は本能のようなものだなんて
今は当たり前に思ってしまっているけれど。

そうだ、私はずっと、
自分がいらなくていらなくてしょうがなかったじゃないか。

だから「誰か」の為に生きていた。
「誰か」を私の「全て」に置いた。
「その人の幸せ」が全てで、
その為に死ねるなら本望で、
勿論それは、美徳などではなかった。

その「全て」の対象が、次いで「音楽」に変わった。
おかげで人には依存しなくなって、
一人でもそれなりに立てるようになって、
ただ自分の命の軽さは変わらないままなのだった。
「幸せに生きる為」に音楽を選んだわけではなく
「音楽の為」に存在することを選んだのだった。


そんな私が今、「自分の幸せ」について考えている。
なるほど、変化だ。

周囲に、朗らかに笑う人が増えたからだろうか。
私もまた、満ちた時間というものを知ったからだろうか。

知ってしまったからだろうか。


今でも時々ハッキリと、ずれを感じてしまう。
私の心と、世界がずれる。
けれど、歩み寄ろうとしている。
この世界をもっと見たい、知りたい、学びたい。
触れたい、信じたい、愛したい。


どうやったら、周りの出来事や、自分の心の醜い部分に
揺さぶられずにいられるか。
そうして、穏やかに歩いていられるか。
強く、なれるか。


そんな事ばかり、考えています



いつかはこんな亀裂も消し去って
この世界の一部みたいになって



幸せになりたい
幸せでいたい

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