黒木ちひろ

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Chapter 1 - Heart

糸が張りめぐらされた生活

ほどいたら

ぽっかり大きな穴が口をあける

装った強さの下

ひどく弱いことを思い出す

昨日までどうやって生きてこれたのか

私は決して器用でもない

穴に身を投げるのも自由なら

私はできるのか?



ああ私はいつかまた

こうして死んでいくのだろうと思うから

きっと一瞬のこと

立ち止まっている暇などない

明日からはまた

食い潰された時間で呼吸をするんだ

倒れている暇などない

こんな虚しさも寂しさも慣れたはず

誇れるものを掴みとれ

助けてくれないなんて恨みたくもなるけれど

これ以上なにかを知ったら

私はもっと弱くなるだろうから

やっぱりいらない いらないさ



進め

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