黒木ちひろ

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Chapter 1 - Diary

それでも大丈夫

私は昨日、限界を迎えたと、思った。





こんな薄明るい闇じゃまさか見えないだろう
、と思った流れ星を
ベランダから2つ見た


のが、9時頃。


流星を見れて少なからず嬉しい気持ちだったし、
さあ頑張ろう、と部屋に帰る。
だけど何を始めるより前に、不意に涙がぽろぽろ溢れてきた。
ここまではよくあること。
一人になった途端、理由もなく泣くのは
別に珍しいことでもなんでもない。

だけれど昨日は、
堰を切ったように溢れて溢れて止まらなかった。
気付いたら、体育座りから一歩も動けなくなっていた。

泣いて、泣いて、
目がなくなりそうなくらい泣いた。
泣きながら笑った。
自分でも分からなくなった頭で、声だけ堪えた。



全てが崩れていくのは一瞬だと知っていて、
その一瞬が来てしまったのかもしれないと思った。



私はずっと、私の弱音を認めなかったんだよ。
私はいつも「それでも大丈夫」なはずで、
そういう私だけ、見せるべきだと思っていた。
弱さを曝すのも、「それでも大丈夫」を伝えるため。
限界が何なのかも、助けの求め方も、
いつしか分からなくなっていた。


そうして、ぷっつり。
ゲームオーバー、と頭をよぎった。


とても恐れていた、
だけどいつか来るかもしれないと思っていた。

体育座りの私だけ、世界から切り離されてしまうよう。
一歩踏み出せば戻れるはずなのに、
もう踏み出し方が分からない


やだよ、あげたくないよ

私がどんな思いで日常を守ってきたと思ってるの、

奪わないでよ、あんまりでしょうよ


だめになる自分を想像して、私はまた泣きながら笑った。
悲しいのか、おかしいのかも分からなかった。
日々に別れを告げるなら、
私はちゃんと幸せだって伝えられていたかな。





どんな明日が来るのか、
ちゃんと来るのかも分からないまま、
泣き疲れていつの間にか眠った。





次の朝、つまり今日、起きなければならない時間より
少し早めに目が覚めた。

いつも通りに過ごした。
いつもより楽しいこともあった。

残されたのは、腫れた目だけだった。
一日が終わる今になっても、まだ少しだけ腫れている。
そんなに泣いたということかしら

限界だと思った異常事態さえ
限界では、なかった。

泣くくらいなら、当たり前
泣きながら笑うくらいおかしくても、
次の朝は普通に訪れる。


さあ、私はまた独りで乗り越えられました。

今こうして書くのも、もう大丈夫だと言えるから。

さあ、私はまた限界が分からなくなりました。

どうやらまだまだ生きれるようです。



ねえ、私は
強い? 弱い?





いつか終わる日まで

いつでも、それでも大丈夫。

1 Comments

ちひろ says..."> 鍵コメさん"
私を私として、黒木ちひろとして見てくれるあなたに、
とても救われています
強くさせてもらっています

いつも、ありがとうございます

生きます^^
2012.12.15 19:22 | URL | #E/bIb4qs [edit]

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