黒木ちひろ

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Chapter 1 - Heart

狭間

ある日、彼女は私との関係を絶った。


分かったことは、
彼女はやっぱりとても優しい人だったということ

優しい人が苦しみやすい世界、ここは
そして私も苦しみの一つになってしまっていたんだろう


これでよかったの。


こわい想像をした
「私の言葉が誰にも届かない」
そうではないと思えるような出来事が今までにあったから
私はやってこれたけど、それはこれからも続くこと?
幸せに満ちた綺麗事など反吐が出る、だろ

愛を知りすぎて、欲が増えすぎて
私は幸せを手放せない
あなたに寄り添えない
じゃあ遠くの星になったらいいの?
そしたら目を突き刺すこともなく照らせるの?
そもそも救えると思うこと自体、思い上がりだ
私の手はとても小さい
いつだって自分の力を疑え


それでも、
おこがましくとも私は、
その手を握りたいよ


依存はいけません
上辺だけもよくありません
釣り合わない想いはもっとうまくいきません

希薄になりがちな人間関係の中で
希薄なりに想っていたつもりだったけど
そんなのふざけた話
永続を求めるあなたには足りなかったんだろう
そうよね、一期一会に愛を注いだって
泣きたいときには誰に縋るの?

私だって随分、寂しい人間よ



優しさをありがとう
悩ませてしまっていたらごめんね

さよなら、どうか幸せに

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