IDENTITY
これもライブ直後に書き掛けていた記事
ライブの悪かったところは自分の胸にしまうとして、笑
良かった発見。
一つ。
さすがに特別な気持ちのライブで
出てきたときは心臓がバクバクしていたんだけど、
歌い出したらそれがスッと消えていたこと。
もう一つ。
私はこういう系の歌うたいなので、笑
学校とかの友達を呼ぶといつも緊張していたんだけど、
今回はそれも全然気にしていなかったこと。
やり慣れたKAKADOだからというのもあったと思うけれど、
歌い出すと別の人間になるみたいに、少しずつだけど確かに
歌うたいの黒木ちひろというものが
確固たるもの、ぶれないものになってきている。
実力がぶれない、ではないが
存在がぶれない
ずっと、自分から逃げたかった。
自分以外の誰かになれるなら喜んでなった し
憧れの誰かみたいになりたくて自分を奮い立たせていた。
だけど今、私はうんと私になりたい。
私というものを育てて育てて
他の誰でもない、になりたい。
憧れは変わらずたくさんいるけれど、
だって真似事は敵わない。
「私は私にしかなれない」ってそれ、絶望じゃない?
と、ずっと思っていたんだけど
いつの間にかそれを受け入れて、
さらに深めていきたいとさえ思っている。
アイデンティティ
心配しなくてもいいよ
自分を嫌ってみたって誰かを妬んでみたって
その全ての時間が君になる
迷ってみたって真似してみたって
考えた時間だけ君になる
見失ったら、もっと見つけて帰ってくるよ
そして
君でしかない君を 受け入れられる日がきっと来る
君でしかない君を 愛してくれる人がきっといる