黒木ちひろ

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Chapter 1 - Heart

選択

あらゆる理由で、或いは理由も分からずに
夜な夜な泣いている。


誰もに納得いく答えなど与えられない
が、

ほとんど毎日、消えたいと思う。


客観視できるから、大丈夫。
芯まで染み付いた黒を
除くことはもう無理だろう。
今やそれが、私なのだ。

ときには手首を引いてくれる腕を望むけれど
私は独りで立ち上がることを
私が一番知っている。



いつだって目を眩ませながら光を見ていた私は
いつしか目の前を見るようになっていた。

だから久しぶりに光を見ました、
眩む前に逸らしたけれど。

答えを委ねて、あなたに言ってみたら
何と返してくれるでしょうか。
やっぱり私は独りで立つことを
あなたも知っているかしら。

ならばあなたが好きだと言ってくれた言葉を
吐き出し続ける日々でしょう。

それで十分なんでしょう。



ほとんど毎日、消えたいと思う。
愛しいもの全てに、別れを告げることを考える。

できるはずもない。

私には
会いに行ける明日が来るし、
会いに行けるくらいの力がある。

どんなに遅いペースでも
止まることなく動き続ける足がある。

だけどまた、考える。



そう何度でも、迷えばいいんだ、私は
そして何度でも、生きることを選ぶんだ

その度に、きっと命は濃くなっていく

こんなにも、生きている

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